パーティにいかが?シドニー湾を独り占めのプライベートクルーズ

今回は大人数のパーティーや、豪華な夜を過ごしたい人におすすめのクルーズです。

シドニーハーバーは、世界3大美港としてまず一番最初に名前が挙げられる港なんだそうです。

オーストラリアで一番古い町ロックスと、多くの人の努力で何年もかけて作られたオペラハウスやハーバーブリッジの優美な景観は、シドニーに10年以上住んでいても、毎回うっとり見とれてしまいます。

その美しいシドニー湾を巡るクルーズはとても人気があり、特に有名なのがキャプテンクッククルーズやトールシップでのクルーズではないかと思いますが、今回はもっとプライベート感のあるクルーズの紹介です!

ハーバーブリッジやオペラハウスについてもあわせて読んでみてください。
世界遺産 オペラハウスを楽しもう!〜建物が人々の感動を呼ぶ理由〜
シドニーハーバーブリッジの楽しみ方いろいろ

 

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まさかの貸切

事の始まりは4月のある日。
何となくグルーポンのサイト見ていたら、ビビッドシドニークルーズがありました。

ビビッドシドニー (Vivid Sydney) は毎年5月の終わりから6月の初めにオペラハウスやその周辺などがライトアップされる大規模なイベントなのですが、そのライトアップを海側から眺めることの出来るクルーズがあり、まだ一度も行った事がなかったので気になっていたのです。
光と音楽の祭典 Vivid Sydney 〜初めは小さなイベントだった〜

ちなみにグルーポン (Groupon) とは、日本でもおなじみなので知っている人も多いでしょうが、アメリカに本部があって、サイトにはレストラン、ツアー、マッサージなどのお得な割引がたくさん掲載されています。
https://www.groupon.com.au

軽い気持ちでパートナーにクルーズの事を話したら、

「オレの知り合いにクルーズ関係の人がいるから連絡取ってみるよ!多分割引してくれるから。」

との事。

割引してもらえるならと思ってパートナーに任せたんですけど、後でよくよく聞いてみると何と私たちだけの貸切のクルーズとか言ってる!?

あらら、私はひとり$25くらいのつもりだったんですけど、何だかすごい話になってました。最近のパートナーは何だかすごいや…。

クルーズの概要

という事で、初のプライベートクルーズ!

今回私たちが乗った船はシャンパンセイリング (Champagne Sailing) という名前のクルーズです。

https://champagnesailing.com.au/

このクルーズは、ビビッドシドニー期間だけ限定で運行されている訳ではなく、誕生日パーティーやクリスマスパーティー、ヘンズパーティ (結婚前夜祭) などのパッケージもあり、最大43人までOKなんだそうです!
大人数ののパーティーなら、船のチャーター代を人数で割れば悪くない値段だと思います。
『ロマンチッククルーズ パッケージ』というカップルで一晩、又は一日過ごすパッケージもあり、こちらは結構良い金額にはなりますが。

今回はパートナーとパートナーのお母さん、私、それにたまたまニュージーランドからオーストラリアに遊びに来ていた私の友人の4人での参加でしたが、私たちが参加したプランは特別にパートナーの知人がアレンジしてくれたスペシャルだっだようです!(いくら払ったかは秘密です。)

飲み物はBYO (持ち込み)で、事前にシーフードディナーのオプションをお願いしていました。
今回は使用していませんが、船の上にBBQ設備もあります。

いかにもオーストラリア人の好みそうなクルーズです。
老若問わず彼らがいつもやってるように、絶えず飲みながらおしゃべりしている姿が目に浮かびます。

トータル4時間のクルーズは、午後4時の出発という事になりました。

これはなかなか出来ない贅沢な体験ですので、どんな感じだったのか少しシェアしますね!

シドニー湾独り占め!

高級なレストランが立ち並ぶウルムルー (Woolloomooloo) の Finger Wharfという波止場、ここが船に乗る場所です。

そして、私たちの船はこれ!

船に乗り込んだら、まずは持って来た飲み物を備え付けの大きなクーラーボックスに入れました。(これ大事!)

この日は6月7日。
さすがシドニーの冬!夏は夜の8時まで明るいのに、冬は4時になるともう黄昏時です。

アーミーの船も遠くに見えていました↓

船が出発すると、オペラハウスとハーバーブリッジが見えて来ました。
こんなきれいな景色が見れるなんて、本当に贅沢です…。

友人も私もオペラハウスが大好きなので、写真を撮りまくりました。

その傍らで芸能情報に詳しいうちのパートナーは「あれがニコール・キッドマンが昔住んでた家だよ。」とか「あれがオーストラリア首相の家だよ。」とか 「あれがオーストラリアで一番値段の高い家だよ。」などと、色々ガイドをやってくれました(笑)

ハーバーブリッジに落ちていく太陽…。

とりあえず、シャンペンを開けてみんなで乾杯。

シドニーの気候は本当に気まぐれというか、日によってものすごく寒かったりそうでもなかったりと気温差が激しいのですが、この日はそんなに震え上がるほどでもなく、しかもずっと雨続きだった週にポンっと晴れたものすごくラッキーなクルーズ日和な1日。

なのに、こんなロマンチックな風景の中、シャンペン片手に「サキイカとかつまみ持って来れば良かったね〜。」なんて色気のない話をしている日本人が約2名。
だって、シャンペン飲んだらつまみが欲しくなったのですよ(^_^;)

ヨーロピアンやオージーは空腹でワインやビールをごくごく飲むのでよく驚いたものですが、日本人としてはやっぱりアルコールを嗜む時はお腹に食べ物も入れたいと思うものです。
ディナーまで、あと少し…かな?

1時間くらいシドニー湾をまわって、タロンガ動物園付近にしばらく停泊しました。

今年のビビッドシドニーはタロンガ動物園もライトアップされるそうで、暗くなっても動物園行きのケーブルカーが忙しそうに動いているのが遠くに見えてました。

日没とライトアップ

遠くに見えるシドニーの町の明かりがキラキラとして来ました。

そして、ついにディナータイム!生ガキ大好き♡♡

スモークサーモンとエビも出てきました。
船の下にある小さなキッチンで、船の運転をしてくれていたスタッフのお兄さんが作ってくれてます。

食べていると6時になって、ビビッドシドニーのライトアップが始まりました!

最後に出て来たオーシャントラウト (Ocean Trout) を食べながら、飲みながら、写真を撮りながらって結構忙しい(笑)

ここで、友人が船に酔ってちょっとダウン。
停泊しているので、船が変な揺れ方をしているのがダメだったようです。
でも、私たちは全く平気。

友人はライフセーバーの仕事をしていているような人なので、酔ったのはちょっと意外でしたがあまり関係ないようです。
船酔いが心配な人は、酔い止めを用意しておいた方が安心ですね。

友人が横になっている間に、デザートも来ました。

ディナーに付いているデザートかと思いきや、甘い物が好きなパートナーが別にオーダーしたのだそうです。

友人も後でちゃんと平らげました。すごい!えらい!たくましい!

そして船は再び動き出しました。
今度はダーリングハーバーに向かって。

ルナパークを遠くに見て、

ハーバーブリッジをくぐって。

バランガルー (Barangaroo) という、最近新しく再開発されたエリアにある建物のライトアップがきれいです。

カジノや海洋博物館もライトアップ!

もちろんオペラハウスのライトアップも見えましたが、下の写真の角度がギリギリで真横で見る事は出来ません。フェリーの運行の妨げになるので、そこまでは入っていけないそうです。

私たちの船は、オペラハウスを超えて裏手へ。
いよいよこのクルーズも終わりに近付いて来ました。

オペラハウスの裏側は、毎年の事ですがカラフルなライトアップはされてません。
今年はボタニックガーデン側でも色々とやっているのですが、そこから見たオペラハウスは普段と同じただの白いライトアップに見えます。
まあそれそれできれいではありますけれども。

船からボタニックガーデンのライトアップの様子がちらほら見えます。
ここからだと、あの場所にわんさか人がいるなんて信じられないくらい静かです。

さあ、行きと同じウルムルーに着きました!

船のお兄さん、色々ありがとう、さようなら〜!

おわりに

こんな感じでした。いかがだったでしょうか?
やっぱりシドニー湾はきれいでした。

今度はビビッドシドニー専用のクルーズにも乗ってみたいし、今まで行った事のある他のクルーズもおいおい紹介して行きたいと思ってます!

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Acknowledgement to Country

This website would like to acknowledge Gadigal peoples of the Eora nations, Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるエオラ、ガディガルの人々を含むアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。