シドニーのセントラル駅南側、チッペンデールに『フラミンガラー (Flamin Galah)』というタップハウスがオープンしました。
ここ、2018年にニューサウスウェルズ州のジャービスベイ (Jervis Bay) で創立されたブリュワリーの2号店で、ピンク色で統一された店内とガラー (モモイロインコ) がトレードマークでとってもかわいいんです。
そんなタップハウスが人も交通量も多い大通りにオープンして、シティからいちばん近いKマートやハリスファームなどがあるブロードウェイ・ショッピングセンターの近くという好立地。…となれば、多くの人に認知されるのも時間の問題ではないでしょうか。
実は、たまたまビール仲間と予定が合ったので、オープン初日に行くことが出来ました。ミラクル⭐︎
2023年8月にオープンした『フラミンガラー』
オープン直前のシドニー店
近頃、色んな場所のブリュワリー検索が趣味のようになっている私。このブリュワリーも何かの拍子で知って、とてもかわいかったので「行ってみたい〜!」と思っていたんです。
でも住所を見たら、シドニーから200kmほど南下したジャービスベイ。車がない私には気軽に行ける距離ではないのでガッカリ。
でもそんなある日、偶然ここのウェブサイトを見る機会があって、シドニーにタップハウスが出来るというお知らせを発見しました!
最初は5月にオープン予定とのことでしたが、ちょっと伸びて8月24日 (木) になりました。
オープン数日前からウェブサイトやインスタでもカウントダウンが始まって、ドキドキ。
オープン準備の様子がインスタに流れて来るので「いいね」してみたり、実際にお店の前を通ってみたり、どんだけ待ってるんだ?という感じでひとりで謎に盛り上がってましたw
でもオープン初日から行ったらめっちゃファンみたいだし、どうしよう?行くべきか?落ち着いてからの方が良いのか?…と迷ってたんです。が、なんと!
ブリュワリー友達が、その日急に休みになったと連絡して来たではないですか!で、これは木曜日休みのはずのビール仲間にも連絡しないとってなって、日本人4人で集まることになりました。
何これ、トントンと導かれるように予定入っちゃったw
166-170 Broadway Street, Chippendale NSW 2007
https://flamingalahbrewingco.com/
そしてオープン当日、現地で待ち合わせ。
あああ、本当にオープンしてる〜!
行ってみたいけど遠いと思ってたらシドニーにタップハウスが出来るというお知らせを見て、数ヶ月前からインスタで準備している様子をずっと見てて、そしたらオープン当日にまさかのビール仲間と来れるなんて!ちょっと不思議な感じがします。
待ち合わせしてたひとりはもう先に来ていて、既にラガーを飲んでいました。
私はお店の人におすすめの Pacific Ale にしてみたんですが、飲みやすくておいしかったです。
ちなみにこの Pacific Ale と Husky Weisse は2023年、Hazy Pale Ale は2022年の Melbourne Royal Australian International Beer Awards で金賞を取ったそうですよ。かわいいだけじゃなくて、ちゃんとビールもおいしいんです。
それにしても一杯$10、ビールも昔と比べたらかなり値上がりしましたね。(いつもパドルばかり頼んでいたので、こんなに高かったっけ?ってなりましたが、最近はそんなものなんでしょうね)
このタップハウス、窓が大きくてオープンな感じなので、女性ひとりでも入りやすそうな雰囲気です。私も買い物ついでについ寄っちゃいそう。
それに内装がピンクで統一されていて凝ってるので、写真を撮っても映えますよね。しかもピンクのビールもあるんですよ〜!
しばらくして後から来た彼女は、このピンク色がきれいなHusky Weisse をお勧めされたのだそう。
これも金賞取ったビールで、すっぱいですが飲みやすかったです。
ちなみに、食事メニューもあります。
最後のビール仲間も到着してみんな揃ったので、全員でパドル ($20) を注文しました。
上の写真に写ってる食べ物は Nachos Mexican Pulled Beef と Beer Battered Chips です。やっぱりピンクがアクセントなんですね。
ビールは結構種類があるので迷いました。
こっち側がベーシックなやつかな
セルツァー (Seltzer) も何種類か作っているようですが、ここにあったのはパッションフルーツ味の1種類でした。ちょっと味のついたアルコール入り炭酸水みたいな感じなので、ビールが苦手な人には良いかと。
ということで、Husky Weisse、Cherry Sour、Kölsch、Seltzer という、私にしては珍しいチョイス。Kölsch、あっさりしててゴクゴク飲めちゃう感じで、おいしかったです。
写真提供: Hidetaka | Sydney Concierge
ちなみにビールが入ってる台、このお店のトレードマークのガラーの形なんですよ。おしゃれー!
おしゃべりしていたらだんだんビールもなくなっていき、ハッピーアワー (月〜木 4pm-6pm)の時間が始まったので、さらにもう一杯。
インスタでピンクのカクテルがよく見ていたので、こっちにもあるか聞いたらありました。これがここの Signature Cocktail で、ウォーターメロン?にフローラル系の味がするような?そんなカクテル。
普段いくらなのか分からないのですが、ハッピーアワー中は$12でした。
他にも色々カクテルがあるみたいです。
ちなみにですが、トイレの洗面台もピンク!かわいくないですか⁉︎
おわりに
こんな良い立地に、こんなかわいくて目立つタップハウスが出来てしまって良いのでしょうか。
タップハウスなので多分ここではビールは製造してなくて、ビールを販売する冷蔵庫も今のところないっぽいですし、グッズを売るコーナーもありません。
なので、シドニーからだと購入はオンラインのみになるのかも。ガラーの絵がついた黒いティシャツ、ちょっとかわいいのでウェブサイト覗いてみてください。
いつか、オーストラリアで最も白い砂浜があると謳われているジャービスベイにあるブリュワリーにも行ってみたいですね。
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