シドニーに来たら誰もが必ず訪れる観光地ロックス (The Rocks) にある有名なケーキ屋さんと言えば『ラ・ルネッサンス (La Renaissance)』です。
昔ながらのちょっと高級なフランス仕込みのスイーツは、もちろん持ち帰りもできますが、店内の奥にある中庭はカフェスペースでも食べれます。
観光の途中にひと休みするのに最適ではないでしょうか。
ロックスにあるフランス菓子店
ロックスに行ったのは、ちまたで新型コロナウイルスの話題で持ちきりでしたが、シドニーがロックダウンになる少し前です。
ちょうどチャイニーズニューイヤーだったので、写真に写っている真っ赤なランタンは、それを祝うためです。西洋っぽい町に中国のランタン、多国籍な国っぽいですよね。
常にお客さんが出入りしている人気店は2店舗
ラ・ルネッサンスのお店は一見道路沿いにしかテーブルがないように見えますが、お店の奥にフランス風の中庭があります。
47 Argyle St, The Rocks NSW 2000
https://larenaissance.com.au/
月〜金 7am-5.30pm / 土・日 8am-5.30pm
1974年に創業のこのお店は、パリで経験を積んだピエール氏がシドニー北のローズビル (Roseville) にオープンさせ、その後1992年のバスティーユデーにロックスへ移転して来たそうです。
ロックスは観光でとても寄りやすい位置にありますが、市内から5kmほど南にあるウォータールーにも最近もう1店舗オープンしているので、行きやすい方でどうぞ。
197 Young St, Waterloo NSW 2017
月〜土 8am-5pm / 日 8am-4pm
きれいなケーキがたくさん!
小さな店内には、ケーキやパン、マカロンなどが所狭しと並んでいます。
※ バゲットのサンドイッチは11am-2.30pm まで
パイやソーセージロールなどもありますので、ここでランチも食べられますよ。
アーモンドクロワッサンやデンニッシュなども。
ケーキもおしゃれでおいしそうです。
手のひらサイズのパルミエ (Palmier) と呼ばれるパイ菓子、これ大好き。
どれにするかかなり迷いますが、お店の人におすすめを聞くとホワイトチョコレートベースのモネ (Monet) とラズベリーベースのゴヤ (Goya) が人気との事だったので、これにしました。ちなみに店内で食べると$9.5、テイクアウェイは$9 と値段が変わります。
店内で食べる場合は、注文したいケーキをお皿に乗せて渡してくれるので、フォーク等は自分で取ってカフェスペースへ。コーヒー類は番号札を渡されるので、テーブルで待っていると持って来てくれます。
という事で、私たちも中庭へ!
中庭のカフェスペース
中庭の出入口にセルフサービスの水が置いているので、欲しい人はここで。
そしてこちらが中庭。古い建物が立ち並ぶ昔ながらの雰囲気が漂うロックスにふさわしく、この建物も1842年にアイルランド出身で元囚人の Michael Gannon によって建てられた歴史的建造物なんです。
スーツを着ている人たちもいればひとりでゆっくりくつろいでいる人など、色んな人たちがお茶してました。
ケーキはやっぱり日本人には甘め
さて、私たちが食べたのはこちら。コーヒーはフラットホワイトです。
日本のガイドブックには “ここのケーキは甘過ぎず、大きさもちょうど良い” と書いていますが、やっぱりちょっと日本人には甘いので、出来ればコーヒーを頼んだ方が良いかと思います。
一緒に行った子はオーストラリア歴がそんなに長くないので、私のように舌が甘さに慣れていないのもあってか、アーモンドクロワッサンを食べた時点で「甘い!」との事でした。
ウォータールー店
もうひとつの店舗、ウォータールー店はこんな感じです。
この店舗は家具などが売っているウォータールーデザインセンターの中に入ってるんです。
中に入ると、奥にカフェが見えます。こっちはもっと広々してゆったりした感じですね。
おわりに
店員さんも感じが良かったですし雰囲気も良いので、ちょっと贅沢なひと時を過ごしたような気分になれるお店です。
ランチに、ティータイムに、テイクアウェイにどうぞ〜。