2月14日と言えば、バレンタインデー‼︎
日本では女性が男性にチョコレートを渡して愛を告白する日ですが、オーストラリアでは女性から男性というよりもどちらかというと男性が女性にプレゼントするイメージが強いです。
それにチョコレートを渡すのはオーストラリアでも人気ですが、お世話になった人にチョコレートを配るのは、バレンタインデーよりもイースターの方が盛んですね。
昔、オーストラリアでファーム生活をしてた頃に、日本人の私は男女問わず義理チョコを配りまくった事があるのですが「そもそもバレンタインって何なの?」という国の人もいて驚きました。それに、3月14日のホワイトデーという文化もありません。
そんな日本とはちょっと違うバレンタイン事情、詳しく見ていきましょう〜。
オーストラリアのバレンタインデーはどう過ごす?
オーストラリアのバレンタインデーの過ごし方をぱっと挙げると、代表的なのはこんな感じですかね。
- チョコレートなどプレゼントを渡す (男女問わず)
- バレンタインディナー
- バレンタインイベントに参加
- カップルマッサージ
プレゼントを渡す
オーストラリアだけではなくヨーロッパの多くの国もそうらしいのですが、バレンタインデーは基本的に男性が女性にプレゼントする事が多いようです。
なので女性は楽ちん。私も最近ではしてもらう気満々でいて、すっかり日本の感覚を忘れて来ています。という事で、ここは男性のみなさんには抜かりなく準備して欲しいところです(笑)
でも女性から男性に贈り物をしたければそれもありですし、友達やペットにまでプレゼントをする人もいるそうで、ガチガチの決まりはありません。
ではプレゼントは何が良いのか?一般的なものを紹介します。
チョコレート
日本の女性が男性にチョコレートを贈る文化は、昭和30年代の日本。チョコレート会社が「チョコレートを贈って愛を告白しよう」と売り出したのが始まりと言われていますが、オーストラリアでもチョコレートのプレゼントはなかなかに人気です!
おそらく単純に当たり外れが少なく無難というのもあるんでしょうね。
ただし、スーパーマーケットではイースター用しか売っていないので、チョコレート専門店に行く必要があります。
そこではハート型やテディベア付きなど、バレンタインデー用のプレゼントをたくさん見付ける事が出来ますが、混み合うので注意してくださいね。
バラの花束
これですよ、これ!
男性は女性にメッセージカード付きのバラの花束を贈るのが主流となってます。といっても、絶対バラの花ではないといけないわけでもないので、好みに花を贈ってください。
働いてる奥さんの会社に花束を贈る男性も珍しくないみたいですよ。
私は忙しい時にパートナーが職場にプレゼント持って来たので、ヒヤヒヤして冷たくしてしまった事がありますが、オーストラリアでは暖かく見守ってもらえます。
バレンタインディナー
多くのレストランではバレンタインデー特別コースがあり、当日の夜はおしゃれなレストランでディナーするカップルが多いです。お気に入りのお店をチェックしてみてください。
カップルマッサージ
面白いのは、マッサージ屋さんがカップルでいっぱいになったりするんですよ。バレンタインデーマッサージ?ちょっと日本人とは感覚が違いますよね(笑)
イベントに参加
毎年内容にばらつきはありますが、バレンタインデー周辺にはイベントが開催されている事がよくあるので、チェックしてみると良いですよ。
過去のシドニーでは、ダーリングハーバーで色んなバレンタインデーイベントが行われていました。今年はネット上で情報が見つからないので分かりませんが…。(行ってみたら何かあるかも?)
2019年のバレンタインデーアイディア (シドニー)
https://whatson.cityofsydney.nsw.gov.au/tags/valentines-day
以前はハートのイスや花火や野外シネマや、色々やってたんですけどね〜。
この時期はちょうどチャイニーズニューイヤーとも重なる事も多いので、ランタンフェスティバルも同時に見れる事があります。
あと、前に植物園の芝生に描かれたハートを探すイベントもありましたが、こういうのって年によってやったりやらなかったりなんですよねえ。
http://blog.centennialparklands.com.au/find-grassyheart-valentines-day/
バレンタインデーの起源
「そもそも誰がこんなイベントを始めたんだよ〜⁉︎」
そういう人の為に簡単に説明すると、起源は3世紀のイタリアです。
キリスト教がまだローマに迫害されていた時代、若者は戦争に参加させる目的で結婚が禁じられていました。そして、それを不憫に思い陰でこっそり結婚をさせていたのがバレンタイン司祭。
結局は皇帝にばれて、ローマの豊穣祈願の前日に処刑されてしまったバレンタイン司祭ですが、この事によって彼は愛の象徴として知れ渡るようになりました。この後、人々はバレンタイン司祭が亡くなった日を恋人たちの日として祝うようになり、定着していったのです。
おわりに
オーストラリアのバレンタインデーはこんな感じですが、いかがだったでしょうか〜?
この時期、街ではプレゼント用の花を売ってるのをよく見かけるようになりますし、チョコレート屋さんも日本ほどではないですが大にぎわいなんですよ〜!
という事で、ぜひぜひ楽しいバレンタインデーを過ごしてくださいね!
女性へのプレゼントにはこういうのも喜ばれそう