オーストラリアには様々なお茶のメーカーがあり、種類も豊富なので私も色々と試して来ました。
その中で、私が一時期ハマっていたのが花を乾燥した中国の花茶です。
見た目が華やかでノンカフェイン、健康にも美容にも良いとされている花茶はアジアンショップで簡単に購入できますので、興味があれば試してみてくださいね!
花茶ってどんなお茶?
花茶も色んな種類があるのですが、私が好きなのは茶葉を使用せず、乾燥させた花そのもので作るお茶です。
アジアンショップに行くと色んなメーカーがありますが、どれも似た通ったりなので、お好みで選んでください。ちゃんとどれもジッパーが付いているので、保存も簡単です。
ちなみに、オーストラリアでは中国産の花茶しか見た事がありません。
どの花茶を選ぶ?
花茶は色々な種類があるので、最初は迷うかもしれません。しかも、パッケージに多少英語も書かれているものの、表記はほぼ中国語!
なので、この記事で紹介する私が実際に私が買って飲んだ花茶が参考になれば良いなと思います。
飲み方
花茶は、沸騰した100度くらいの熱いお湯で作ってください。
花茶単品で飲むのも良いですし、複数の花を混ぜたり茶葉や果物を足したり、色んなアレンジが出来ます。
透明ガラスの急須がおすすめ
これはオプションにはなりますが、花茶には透明の耐熱グラスの急須を使うと、花が映えるのでおすすめです。
私が長年愛用していたのは日本のメーカー Hario の急須で、昔メルボルンにあるルピシアの人が「これが良い」と言っていたので、メモって後日買いました。
液垂れもせず洗いやすく、左利きの人にも使いやすいデザインになっています。
という事で、次は具体的な花茶を紹介しますね!
花茶の種類
さて、いよいよ花茶選びです!
花茶の花は漢方薬としても使われるそうで、中国の人は効能を考慮して飲む人も多いそう。
この記事でも一応効能も記載しましたが、私は専門家ではないので、あくまでも目安と思ってくださいね。
茉莉花茶 (ジャスミン)
茉莉花茶は、ジャスミンの花です。一般的なジャスミンティーは緑茶ベースですが、こちらは花そのもの。ほのかな花の香りと優しい甘さが魅力のお茶です。
玖瑰 (ローズ)
玖瑰はハマナスというバラ科の花の蕾です。美容にも良いとされていて、バラのうっとりした香りを嗅ぐだけでも効果がありそうな気分になります。
胎菊王 (キク)
杭白菊の蕾の状態を胎菊と呼ぶそうで、胎菊王は上質な胎菊の事。お湯を注ぐときれいな黄色のお茶になり、味は菊の花の匂いがそのままお茶になったような感じ。強い殺菌作用があるんだそうですよ。
貢菊 (キク)
貢菊も菊です。味は胎菊とそんなに変わらない気がしますが、若干強めかも。肌の血色を良くするので、中国では美容のお茶とも言われているそうです。
黄金貢菊 (キク)
黄色い色味が強い貢菊もありました。香り強く、独特の青臭さがあるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。効能はおそらく貢菊と一緒だと思います。
佳花 (キンモクセイ)
佳花はキンモクセイの小さい細かい花が集まったお茶です。お湯を注ぐ前からとても良い香りですが、花というよりもフルーツのような甘酸っぱい香りに似ています。そして、落ち着く味です。
金銀花 (スイカズラ)
金銀花は、スイカズラの蕾を乾燥したものだそうです。パッケージを開けた瞬間、なぜかイリコのような独特な香りだなあと思ったのですが、お湯を注いだらゴボウのような香りになりました。なので、味もちょっとゴボウ茶を彷彿させるような…。(主観です) これも強い抗菌作用があるそうです。
洛神花茶 (ハイビスカス)
洛神花茶は、ロゼール (Roselle) と呼ばれるハイビスカスのヘタを乾燥させたもので、甘酸っぱい味と香り、そして真っ赤できれいな色が印象的なお茶です。ビタミンCやミネラルなど豊富で、抗酸化作用はアンチエイジングにも良いですし、新陳代謝や女性ホルモンの分泌代謝を促進させるんだとか。
かなり色が出るので、1〜2カップ分なら花ひとつで十分だと思います。
その他
他にももっと色んな種類がありますが、私も全部は試していないんですよね。それに、ちょっと買うのをためらってしまうよく分からないお茶もいっぱいあります。
最近気になったのがこれ。黒糖に花が入っているお茶みたいですね。おいしそうかも…。
そして、もうひとつの花茶、お湯を注ぐと丸いお茶っぱがふわっと花開く工芸茶も売ってます。お祝いの時に飲むようなお茶なので、お値段も高めですけどね。
普通の中国茶も色々売ってます。
おわりに
私が好きなのはやっぱりジャスミンにローズ、キンモクセイ、ハイビスカス辺りですね。どれも甲乙つけがたいです。
私は結構気分で花茶を選んだりしますが、中国人の知り合いに教えてもらったり、本を参考にしたりする事もあります。
世の中にはまだまだ知らないお茶があるんだなあと思うとワクワクしますねー。
気になった人は、ぜひ試してみてくださいねー!
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