馬のオーナー側から見たニューカッスルの競馬場

オーストラリアの競馬場に行くと小さな子供もよく見掛けたりして、この国の競馬は日本よりもずっと身近な存在なのを感じます。

特に大きなレースではドレスやスーツを着た人たちが賭け事に興じる優雅な姿は、日本の競馬場を想像していたら驚いてしまうかもしれません。

かくいう私も、かつては日本のドラマなどの影響で「競馬する人は仕事もせずに昼間から新聞片手に耳にペン…」なんてイメージを持っていたのですが、オーストラリアではまるっと見方が変わってしまいました。(もちろんオーストラリアにもそんな人はいますが。)

とは言っても私はあまりギャンブルには興味ない人間なのですが、最近パートナーがある馬のオーナーになりまして、シドニーから160km ほど北上したニューカッスル競馬場にちょこちょこと行く機会が増えたので、その時の様子を紹介したいと思います。

 

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馬のオーナーになる

馬のオーナーと言っても、一頭の馬に数人が出資する共同オーナーという形です。オーナーが馬の育成にお金を払い、レースの順位で配当金がもらえる仕組み。

一般の人がそういう形でオーナーになるのはそんなに珍しい事ではないようで、馬の値段はピンキリですし、実際それほどすごいお金持ちではないオージーの知り合いも、以前数人で馬のオーナーになったと言ってました。

とはいえ、うちのパートナーがオーナーになるなんて今まで考えた事もなかったというか発想すらなかったので、聞いた時はびっくり。

でも、ニューカッスルの競馬場で共同オーナーさんたちがあーだこーだと馬について話している姿は「なんだか楽しそうだな」なんて思うし、ある意味夢のある投資なのかもしれません。まあ、馬が負けてばかりなのを見てると「本当にギャンブルだな…」とは思いますが(汗)

「馬が勝ったらシドニーのレースにも出場出来るから、そしたら遠いニューカッスルまで来なくても良いのになあ。」とこぼしていたパートナー。うーん、なるほど。

ドレスコード

ちなみに競馬場に行く時の服装についてですが、オーナーだとかは関係なく、大きなレースだと基本的にドレスなどを着て正装をします。メルボルンカップの豪華なドレスと派手な帽子で着飾るのは有名ですよね。

でも、そんなに大きくない場合はかしこまった格好をする必要はなく、女性ならワンピース、男性はワイシャツ (ネクタイなし) が無難でしょうか。中にはとてもカジュアルな服装の人もいます。

私も今回は黒いパンツとニットのトップスというちょっとだけフォーマルな感じでした。

余談ですが、来月メルボルンカップですよね。

私はワンピースを着るくらいで頭に何かを飾った事はないのですが、この間『Forever New』という服屋さんで見た髪飾りなら控えめでシンプルなので、日本人でも気後れせず付けれるんじゃないかな?なんて思いました。(上の写真です。念の為。)

 

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ニューカッスル競馬場

さて、競馬場に着くと、まずは受付。ここで自分の馬がどのレースに出るのか書かれた札と冊子がもらえます。

これは今年の初めに行ったレースの札と冊子。

オーナー・トレーナー専用バーというのがあって、中はまあ普通のバーです。関係者はここのバーでアルコールを買えますが、瓶ビールを外で飲みたいならプラスチックのコップに移し替えないといけないとの事。

もし自分の馬が優勝したら、ここで色々振舞われるんだそうですよ。

入り口を入ると見える景色はこんな感じ。

この像は LUSKIN STAR という有名な馬だそう。

カフェもありますが、今回はお目当のレースが一番最後の8レース目、5時9分というのもあって、メンバー限定の$70のビュッフェのレストランを予約する事に。

柵の向こうがメンバー限定エリアで、レストランはエレベーター上がったところ。

レストラン

レストランはかなり広く、各テーブルごとに設置されたモニターからは絶えずオーストラリア各地で行われているレースが流れています。

食事をしながらレースを観るって優雅ですよね。

冊子には、各レース毎の走行距離や馬の情報などが詳しく載っています。

賭ける時はレストランの中に直接窓口もありますが、そういう事を専門にしている会社がオーストラリアには何件もあって、スマホアプリでちょんちょんと簡単に賭けれる仕組みが普通にあるんですよね。しかも、ニューカッスル以外のレースもモニターで観れて好きな時に好きな馬を賭けれちゃうので、便利な反面ハマると怖そうですけどね…。

そう言えば「ギャンブルにハマる人は絶対勝つと思うからハマる。」と言ってた人がいて「なるほどなあ。」と思った事があります。私は正直「お金をそんな不確かなものに使っても…。」と思ってしまうんですが、やっぱりお金が動くと興奮するんでしょうね。

食事

とにかく、シドニーから車で3時間くらいかけて来たので、みんなお腹がペコペコ。

食事はこんな感じ。ビーフや鶏肉もありましたが、とりあえず今回はシーフードと野菜中心に食べました。

こういう所のデザートは大概おしゃれで、特にパブロバは上に花が飾られてて本当にかわいかったです。

ただこれ、めちゃくちゃ甘かったんですよ!久々にこんな喉が焼けるほど甘いパブロバ食べました。一緒にいた中国人と韓国人のカップルも同意見。

そんな一個のパブロバさえ食べるのに苦戦している私たちを横目に、パブロバが大好きなパートナーはパブロバを更に2個追加…。彼はいつもデザートはパブロバ山盛り食べるんです。本当に味覚の違いを感じますね(笑)

スタッフのおばちゃんが「3時半に食事はクローズします。」と言ってたので、慌てて取ったデザート。

おばちゃん、ひとりひとりに声掛けてたんですけど、あれって全員に言ってるんですかねー?

お目当のレース

食べ物の話はこれくらいにして、この日の目的であるレースです。

ラストレースの時間が近づくとパートナーが「外に出てジョッキーの話を聞きたい。」とソワソワし始めました。レースの初めと終わりに、オーナーの馬に乗るジョッキーがオーナーと話をする時間があるのです。

パートナー、いつも5分後行動くらいなのに、こういう時はめちゃくちゃ早いんだなと思いました(笑)

毎レース前には馬のパレードがあります。グルグルと回り歩いた後、次々とジョッキーが馬に乗っていき、いよいよレースが始まりです。

結果は…、

 

また上位3位には入れず。

レース後に、共同オーナーたちが自分たちの馬に乗ったジョッキーを囲って話を聞いて、その後もオーナー同士であれこれと反省会。

またレストランに戻ってから、パートナーはスマホで何度もレースの映像を観直して悔しがってました。まあ、いつもの事です。

おわりに

馬のオーナーになるとこんな感じです。

日本で昔流行ったマキバオーは面白と思ったし、先月はメルボルンカップで優勝した史上初の女性ジョッキーの物語 『Ride Like a Girl』の映画を観て興味深かったので、そういう角度から競馬を見るのも楽しいかもしれませんね。

また何か面白い事があったら報告します!

 

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