シドニー市内にある入場無料の美術館 (アートギャラリー) リスト

シドニーにある美術館 (Art gallery) は、一部の特設展示を除いて無料のところが多いです。

多くはカフェギフトショップも併設されているので、ランチ込みで計画を立てたりお土産探しをしたりするのも良いのではないでしょうか。

ということで、シドニー市内の無料で入れる美術館をリストアップしました!

Eri
美術館のギフトショップって、結構アーティスティックでユニークなものが売られているので面白いですよ。値段は高めかもですが。

 

ニューサウスウェールズ州立美術館

サーキュラキーやロイヤルボタニックガーデンの近くにあるニューサウスウェールズ州立美術館 (Art Gallery of New South Wales)は、1871年にオープンしたオーストラリアを代表する美術館のひとつです。

メルボルンの美術館の次に大きいということで、国内外の有名アーティストの作品、ヨーロッパの古典的な絵画や彫刻、アボリジナルやトレス海峡島民のアート、アジアンコレクション、現代美術品などなどかなり見応えがあります。

そして、2022年にはシドニーモダンプロジェクトとして、新しく北館もオープンしました。

ガイドツアーも随時行われていて、英語だけではなく中国語や日本語のツアーもありますので、日程はこちらで確認してください。(2023年5月時点での日本語ツアーは南館午前11時〜、北館午後1時〜です)

毎週水曜日は Art After Hours で午後10時までオープンしていますし、アートギャラリーシネマ、アーティストによるトークショーなど様々なイベントが開催されいますので、ウェブサイトをチェックしてみてください。

レストランやカフェも複数あります。

Art Gallery of New South Wales
Art Gallery Rd, The Domain, Sydney NSW 2000
https://www.artgallery.nsw.gov.au/
毎日 10am–5pm (水曜日は10pm まで)

 

行き方: 最寄駅は St James駅か Martin Place駅ですが、そこからわりと歩かないといけないので、美術館のすぐそばに停まってくれる441のバスが便利です。シティやサーキュラキーからなら、全然歩ける距離です。

あまり目立ちませんが、美術館の裏にある広場には、大きなマッチ棒のアートもあるので、余裕があればみて見てください。ブレット・ホワイトリー というアーティストの作品で、彼のアートスタジオはサリーヒルズにあります。

関連記事

シドニーのボタニックガーデンのドメイン近く、 ニューサウスウェールズ州立美術館 (Art Gallery of New South Wales) の裏手に巨大なマッチ棒のオブジェがあるんです。結構テンションが上がる大きさで観光客が喜[…]

Woolmooloo Big things

ブレット・ホワイトリー・スタジオ

現在ニューサウスウェールズ州立美術館が管理する20世紀で最も有名なオーストラリアのアーティストのひとり、ブレット・ホワイトリー (Brett Whiteley 1939–1992) のスタジオは、住宅街にひっそりとあるアートギャラリーです。

ここは1988年から1992年まで実際に彼が住んでアート制作をしていたアトリエで、ブレッド・ホワイトリーの作品や写真、記念品などの展示から、彼のプライベートな世界を垣間見ることができます。

館内には小さなギフトショップもありますが、カフェはありません。ですが、飲食店の多いサリーヒルズというエリアですので心配はありません。

入場無料。毎日はオープンしていないので注意してください。

Brett Whiteley Studio
2 Raper St, Surry Hills NSW 2010
https://www.artgallery.nsw.gov.au/brett-whiteley-studio/
木〜日 10am–4pm

 

ブレット・ホワイトリー関連の場所としては、もうひとつの家があったラベンダーベイに、彼の奥さんウエンディのシークレットガーデンがあります。

関連記事

シドニーには隠れた名所がたくさんありますが、ラベンダーベイにある『ウェンディズ・シークレットガーデン (Wendy’s Secret Garden)』もそのひとつです。オーストラリアの最も有名なアーティストのひとり、ブレット・ホワイ[…]

Wendy’s Secret Garden

現代アート美術館 (MCA)

現代美術館­ (Museum of Contemporary Art) は、全部まわってもそんなに時間がかからないので、サーキュラキーやロックスの観光ついでに立ち寄るのがちょうど良いと思います。

Museum of Contemporary Art (MCA)
140 George Street, Circular Quay, Sydney

https://www.mca.com.au

10am  – 5pm (毎週水・土曜日のみ9pmまで)
入場無料 (一部有料有り) 
無料WiFi 有り

最寄駅はCircular Quay駅です!

ここでは絵画、彫刻、映像など色々なタイプのアートを見る事が出来ます。
オーストラリアとアボリジニーのアーティスト4000点以上の作品が収集されているそうです。

現代アートって、意味がよく分からない所がおもしろいと個人的には思ってます!

一部有料展示場もあり、以前水玉で有名な草間彌生やオノ・ヨーコなどのアート作品展などもやってました。

入り口の階段横の壁の毎回デザインが違うのがすごいな〜と思います。

階段を上がるとすぐのギフトショップは個性的な物が色々置いているので、見るのがいつも楽しみです。

シドニー観光をする人なら必ず立ち寄るサーキュラキーに位置するこの現代美術館、4階にカフェもありちょっと休憩にも良いですよ!定期的に変わるカフェのテラスにあるアート作品、オペラハウスやハーバーブリッジを眺めながら、一杯コーヒーでもいかがですか?

 

MCA のカフェについて

このMCA、2012年にリニューアルして新しい建物になりましたが、以前は隣の建物だったんです。

ケン・ドーン ギャラリー

さて、MCAまで来たのならば、ちょっと足を伸ばしてロックスのケン・ドーンギャラリーもどうですか?

80年代頃日本でも一世を風靡するしたケン・ドーンの絵は、カラフルでオーストラリアそのものという感じで、見ていてワクワクします。

The Ken Done Gallery
1Hickson Road, The Rocks, Sydney NSW 2000

http://www.kendone.com.au

10am – 5.30pm
入場無料

どんな絵かは、彼のウェブサイトを見てみてくださいね♪

ギャラリーではアート作品の他に、Tシャツやポストカード、書籍などギフトショップもあります。
日本でも流行った ケン・ドーンのアート

NSW 州立図書館

ここは図書館ですが、この中にもアートギャラリーがあるんです。

State Library of NSW
Macquarie Street, Sydney NSW 2000

https://www.sl.nsw.gov.au

月〜木  9am − 8pm
金        9am −5pm
土・日  11am − 5pm
入場無料
無料WiFi 有り

入り口が2カ所あって、Macquarie ストリートから入れば階段を上がったらすぐギャラリーです。

図書館側から入った場合は、図書館まで入らずに入り口すぐ右側の階段を上がります。

展示会場自体はそんなに大きくはないですが、モダンでおしゃれな雰囲気です。

私が行った時は、世界で起こっているシリアスな出来事を捉えた写真展でした。

グランドフロアにはカフェの他に、アート作品や書籍などを売るお店もあります。

ここには館内のマップやガイドの冊子が無料で置いてあります。

おしゃれなしおりまで置いてました!

ホワイトラビットアートギャラリー

White Rabbit Gallery

ホワイトラビットアートギャラリーは、2009年にオープンした中国や台湾の現代アート美術館です。セントラルステーションの近く、チッペンデールにあります。

White Rabbit Gallery
30 Balfour Street, Chippendale NSW 2008
https://whiterabbitcollection.org/
https://judithneilsonprojects.com.au/
水〜日 10am–5pm

White Rabbit Gallery

モダンな4階建のアートギャラリーはわりといつも混んでいますし、ティーハウスも人気です。

おわりに

調べたらシドニーにはたくさんの美術館があるんですね!小さいものまで入れたら数えられないくらいあるのではないかと思います。

という事で、たまにはアーティスティックな休日も良いですよ〜!

NO IMAGE

Acknowledgement to Country

This website would like to acknowledge Gadigal peoples of the Eora nations, Aboriginal and Torres Strait Islander people, the traditional custodians of this land and pay our respects to Elders both past and present.このウェブサイトは伝統的な土地の所有者であるエオラ、ガディガルの人々を含むアボリジナルおよびトレス海峡諸島の人々、そして過去と現在の長老に敬意を表します。