【閉店】バラの形をしたフラワージェラートが買える『I-creamy Artisan Gelato』

バラの花みたいなフラワージェラートが買えるのは、シティの『I-creamy Artisan Gelato』というお店です。

華やかでフォトジェニックなそのジェラートはかわいくて、テンションが上がってしまいます。

最近のシドニーはアジアンショップも増え、リージェントプレイスのような見た目が派手な日系飲食店も増えて来たので、こういうお店は特別珍しくはないのかもしれません。ですが、このジェラートを初めて見た3年ほど前は「シドニーにしてはしゃれているなあ」と感激したんですよね。

このお店、2012年にボンダイジャンクションにオープンした後、シティに移転したそう。私も2016年頃からチラチラ Facebook や Instagram の投稿で、ここのフラワージェラートをよく見掛けるようになっててずっと気になっていたんです。

それでこのブログを始めたばかりの2017年に初めて食べて、2記事か3記事目でこのお店をチラッと紹介していたのですが、ちょっと酷い記事だったので改めて書き直しました。

バラのようなフラワージェラート

このジェラート屋さんは、ペッパーランチやまっぺん、おいでん、でらうまなどのレストランもある スカイビュープラザ (Meriton Retail Precinct) の中にあります。シドニーにいる人は、この風景がおなじみの人も多いですよね。

詳しくはこちら

シドニーシティの安くて早くておいしい日本食なら『Meriton Retail Precinct』がおすすめ

シドニーのシティに住んで長い私が、「シティ中心部で手頃な値段の日本食レストランってどこ？」と聞かれたら、まず必ずおすすめするのが Gorge Street にある『Meriton Retail Precinct』 のビル周辺です。&[…]

そのお店は、ジョージストリート側の入り口から奥の方に入っていくとすぐ見つかります。

お店の前にもイスやテーブルがありますし、店内にもちょっとだけ座るスペースがあります。

『I-creamy Artisan Gelato』はビジュアルの良さだけがウリではないようです。

看板をよく見ると、シドニーロイヤルチーズ ＆ 乳製品プロデュースショー (Sydney Royal Cheese and Dairy) で過去に数々の賞を受賞していると書かれています。

なので「別に花の形じゃなくても良いや！」という人は、普通のアイスクリームスクープやワッフルなどを頼んでもおいしいでしょうね。

私が過去に行った2回とも2種類の味しか選べないと言われてしまったのですが、今回はちゃんと3種類出来るとメニューに書いていたので、やっと夢の3段フラワーを注文することに成功！(もしかしたら作り手の技術の問題もあったのかも？）

フラワージェラートを作ってもらう

フラワージェラートの使えるジェラートはどれでも選べるわけではなく、緑のクローバーマーク🍀 のもののみです。

せっかくなのでカラフルになるように、フレッシュバニラ・ブルーバブルガム・わたあめ (フェアリーフロス) を選んで見ました。

全部で100種類以上のフレーバーがあって、その中から毎日数種類が店頭に出されているそうで、ヘーゼルナッツやティラミスなど定番のフレーバーから、キットカット、ティムタム、ミロ、ポップコーン、ロッキーロードなどのお菓子系、レモンライム&ビターズ、ビール、モヒートなんていうフレーバーもあるそうです。

この時はタイミルクティ味なんていうのもありましたね。全てのフレーバーがフラワージェラートに出来るわけではないですが。

希望のフレーバーを伝えると、お店の人がジェラートをヘラで花びらのように一枚一枚丁寧に固めていきます。

これを作るのにそれなりの時間や手間がかかるので混んだら大変そうだなーと思うのですが、年々も営業しているのでそこは上手く回しているのでしょう。

だんだん形になって来ましたね！

完成〜！3種類だとやっぱり大きいですね。

食べるのがもったいなくて眺めたり色んな角度から写真を撮ったりしてたら溶け始めたので、慌てて食べました。ああ、一瞬の儚い芸術ですね〜。

これは2017年10月に初めて買ったフラワージェラートです。当時の記録を読むと、2種類$6.8だったのでちょっと値上がりしたようですね。オーストラリアは何でも年々値上がりするのが当たり前なので仕方ないですが。

そして、2018年2月に買ったフラワージェラート。

ここに初めて来た時は「このお店はすぐなくなるかもしれない、なくなるまでに何度か行こう」とめっちゃ失礼なこと思っていましたが、少なくとももうあれから4年。コロナ禍も乗り越え、今もちゃんと営業しています！(と思っていたら、2022年に閉店したんですけど)

ちなみに、このジェラート屋さんのオーナーであるタイ出身の Ben Chitmitrechareon氏は、あの有名な『ジェラート・メッシーナ』の Nick Palumbo氏からジェラートを学んだそうですよ。

あー、ジェラート・メッシーナも週替わりジェラートなんかがあって人気ですし、言われてみれば似てるかもしれません。

おわりに

こういうのは味も大事ですが、見た目でで気分がウキウキするので楽しいですよね。