シドニーでLGBTQIA+ のメッカといえば、オックスフォード・ストリート (Oxford Street) です。そこでは、それを象徴するレインボーカラーの旗をあちこちで見付けることが出来るでしょう。
特に2月〜3月にかけて行われるLGBTQIA+ の祭典マルディグラ(Mardi Gras) の時期は、シドニーの町中がレインボーで溢れます。このイベントは、毎年多くの人たちが集まる世界最大規模を誇る大イベントです。
期間中はもちろん、一年中レインボーを見ることが出来るので、せっかくシドニーにいるなら探してみても良いかも知れませんね!記念写真として絵になる場所もありますよ。
そんなスポットがどこにあるか、ここで詳しく紹介します!
LGBTQIA の象徴レインボーフラッグについて
レインボーの旗は、LGBTQIA (レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング・インターセックス、アセクシュアル) を象徴しています。
1978年にサンフランシスコのアーティスト、ギルバート・ベイカー (Gilbert Baker) によってデザインされたもので、1939年に公開された映画オズの魔法使いの歌『Over the Rainbow』に触発されたと言われています。
色にはそれぞれ意味があり、最初はピンク、赤、オレンジ、黄、緑、ターコイズ、藍、紫の8色でしたが、現在は少し簡略化された6色のバージョンが広く使われています。オックスフォードストリートで見掛けるのも後者ですね。
最近では LGBTQIA+ ともっと幅が広がってきたので、旗もちょっと変わってきています。
上の写真は2023年のマルディグラの時に壁に貼ってあった看板ですが、これを見ると分かるように、色んなバリエーションの旗があります。 13 LGBTQ Flags – All LGBTQ Flags Meanings & Terms – Seventeen Magazine というサイトが分かりやすいかもです。
性的マイノリティだけではなく、マイノリティという意味ではアボリジナルやトレス海峡諸島の人々も入るようになっています。
さて、そんなレインボーを見付けてみましょう!
レインボーを見付けよう!
オックスフォードストリート (Oxford Street) を歩くと、レインボーカラーをたくさん見掛けます。
ポストもレインボー。
2023年からは、ストリートの表示までレインボーに。
そしてぜひ見て欲しいのが、テイラースクエア (Taylor Square) の奥、 Campbell Street と Bourke Street の交差点には、世界でも珍しいレインボーの形と色をした横断歩道!
ちょっと足を伸ばして、クージービーチ。こちらのレインボーも、最近は定着して来ました。
探せば、こういう場所は他にもあります。
そして、マルディグラの時期には、普段に増してたくさんのレインボーが見付けられるでしょう。
マルディグラ時期のシドニー
マルディグラ時期のシドニーは、オックスフォード・ストリートを中心にレインボーでいっぱいです!
ちょっと前の写真ですが、オックスフォードストリートにある服屋さん Daly Male のショーウィンドウに飾られていたレインボーのキャンドルとぬいぐるみ。
2014年には、以前オックスフォードストリートとジョージストリートにあった ATM がキラキラにデコレーションされてました。(レインボーではないですが)
でも、オックスフォードストリートだけではありません。
シドニーの色んなレインボー
オックスフォードストリート以外の様々な場所でもレインボーが見れるので、ショッピングセンターや街を歩いてみてください。
ピットストリートモールにあるウエストフィールドには、記念撮影スポットも。
バスやライトレールもレインボーになってましたよ〜!
以上は2020年に見たレインボーを紹介しましたが、2023年は世界で行われているワールドプライドとも重なったので、さらに盛大でした!
ワールドプライドと重なった2023年
2023年はオペラハウスのライトアップをはじめ、様々な場所にレインボーが出現!
バランガルーにも
ダーリングハーバーも
ダーリングスクエア
パディントン
キングスクロス
キングスクロスのフィッシュボールがレインボーボールになっていて、かわいかったです。
マルディグラについて、詳しくは別記事にまとめています。
毎年2月中旬頃から3月初旬、シドニーでは3週間にわたって LGBTQIA+(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア、インターセックス、アセクシャル)の祭典マルディグラ (Madri Gras) が開催されます。[…]
レインボー関連商品
スウェーデンのメーカーが製造しているウォッカの限定レインボーボトル、去年見て「かわいいなあ」と思ってましたが、今年もありました。ちなみに、この Absolut は、世界で3番目に大きなアルコールスピリッツのブランドで、126か国で販売されているそうですよ。
オーストラリアのチョコレートブランド、ダレルリーもレインボーのパッケージを発売しています。
…ただ、このリコリッシュは日本人の口に合わなさ過ぎる可能性大なので、まだ食べた事がなくて挑戦したい人は、ちょっとお気を付けください。
レインボーグッズが買えるお店
レインボーグッズを身に付けて気分を盛り上げたい人もいると思うので、シティ周辺でグッズを買えるお店を3カ所紹介します。
まず、ワールドスクエアの Dollar Avenue (もと Dollar King)。ここはいつもイベントグッズをいち早く販売してくれます。
オックスフォードストリートにある Pure Discount。派手なドレスなども手に入るみたいですね。
Bourke St にある Serafim’s Pharmacy にも意外に売ってました。
他にもジョージストリートの路上でも売ってましたし、パーティグッズ屋さんもあるので探せば色々あると思います。もちろんアマゾンなどオンラインでも。
レインボーケーキやお菓子
あと、この間 Christopher’s Cake Shop がマルディグラ の一環でレインボーケーキを売っていたので、そういうケーキを食べてお祝いするのも良いかもと思いました。
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同じくサリーヒルズの The Winery にも、レインボーケーキが登場。
台湾系の 85°C Bakery Cafe で売ってるレインボーケーキも良い感じ。
Bread Top のレインボーケーキは淡い色ですね。
そう言えば、バイロンベイクッキーのドッティもレインボーと言えるかも⁉︎
アジアンショップでは、カラフルなポッキー (タイの限定商品) やフィリピンのレインボーケーキもありましたよ。
自分でゼリーを作ってみても良いかもしれませんね。
おわりに
という事で、この時期のレインボーを集められるだけ集めてみましたが、こんな風に町はレインボーで溢れてます。カラフルな色は気分が明るくなって良いですね!
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