オーストラリアのお茶専門店と言えば T2 が有名ですが、1993年創業のティーセンター (The Tea Centre) は、もう少しかしこまった雰囲気がある高級なお茶専門店です。
お茶だけではなく、おしゃれなカップやお茶に関する小物なども売っているので母の日や誕生日などのギフトにも喜ばれるのではないでしょうか。
店舗はニューサウスウェルズ州とクイーンズランド州とキャンベラのみではあるものの、もちろんオンラインでも購入可能です。
ティーセンターのお店
こちらはシドニー市内にあるティーセンターですが、こじんまりとした店内は何となく高級そうな雰囲気が漂っています。
お店に入ると店員さんが「何かお探しですか?」と、レストランにあるメニューのような冊子を見せてくれました。
今回私は買いたいお茶が事前に決まっていたのですが、お店の人と相談しながら欲しいお茶を探すのも良いと思います。
かわいいカップや小物も色々あったので、次回はもっとじっくりみてみたいです。
当時のお茶に対するイメージを変えたお店
今でこそオーストラリアには様々なお茶のメーカーがあり、スーパーマーケットに行けばズラッと一面に様々なお茶が並んでいます。
しかし、90年台初頭はお茶と言えばスーパーマーケットの棚に並んでいる古くさいティーバッグというイメージで、多くの人々がコーヒーの方を好んで飲んでいたと言います。
それを変えたいと、1993年9月にスウェーデン出身だったジョアキム氏 (Joakim) が当時働いていたレストランの友人シャロンとオープンしたのがこのティーセンターでした。
なので、このお店はパイオニア的存在だったようです。
買ったお茶はこれ!
という事で、今回私が買ったのはボヘミアンブルー (Bohemian Blue) という青いお茶です。
きれいな青い色の出るバタフライピーという花は抗酸化物作用がありアンチエイジングなどに良いと言われていて、胃に良いとされるジンジャー、レモングラスをプラスする事で、消化を助ける、新陳代謝を高める、腸の健康を促進などの効果が見込まれる、花・葉・根がミックスされたノンカフェインブレンドとの事。
そして、お茶が入っている缶が四角くて立派なので棚に収納しやすそうですし、何度も使えそうなところが良いなあと思いました。
カフェインが飲めないお義母さんにも良さそうですし、ちょうど母の日も近いのでプレゼント用としても買ってみました。喜んでくれると良いのですが。
他にもクラシックな紅茶を始め、花びらが入ったブレンドやハーブティなど色々あるので、またたまに買いに来ようかなあ…と思います。
ここのお茶はドイツから輸入した厳選された品質の茶葉や、オーストラリア産のハーブティなどを取り扱っているんだそうですよ。
店舗情報
シドニーのティーセンターは、ピットストリートにあるストックランドショッピングセンターにあります。
最初はシドニーのパディントン (Glenmore Road) にオープンし、その後の有名な Quong Tart という中国のお茶屋屋さんがあったというシティのグラスハウスショッピングセンターに移転して、現在の位置に定着したようです。
そして拠点をクイーンズランド州に移し、ブリスベンのクイーンストリートモールに2号店をオープン。
おわりに
お茶は知れば知るほど奥が深いですし、贈り物に選びやすくて個性も出ます。
たまには優雅なティータイムをするのも良いですよね。
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