わくわくするクリスマステーブルを飾る必須アイテム『クリスマスクラッカー』

クリスマスの日のテーブルを飾るクリスマスクラッカー (Christmas crackers) は、オーストラリアのクリスマスには欠かせないアイテムです。

私がこの国に来たばかりの頃、スーパーマーケットで見掛けるそれは大きなキャンディにしか見えず「何これ、今度買ってみようかな?」なんて興味津々だったのですが、後で「ああ、ムダに買わなくて良かった」と思いました。

だって、クラッカーですからね!

クリスマスクラッカーはもともとイギリス発祥ですが、オーストラリアもイギリスの文化を受け継いでいるので、クリスマスも基本的にイギリス式なんです。

クリスマスクラッカーとは

Christmas crackers

クリスマスクラッカーは “ボンボン” と呼ばれる事もあり、クリスマスのテーブルにセッティングされるキャンディのような形のクラッカーで、イギリスを始め、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、南アフリカなどの英連邦の国で親しまれています。

このクラッカーは、クリスマスの当日の食事の時に鳴らすのが普通です。

クリスマスクラッカーの使い方

クリスマスクラッカーには両端に紙の紐がついているので、それを隣の人に協力してもらって、両側から2人で引っ張ります。

そうすると片方の人の紐が切れて「パンッ」とクラッカーが弾けるので、そうしたら中身を出してください。(英国式だと紐はなくて、本体を手にした人が勝ち、勝者が王冠をかぶるみたいですが、オーストラリアではひとり1個ずつ用意されているので、中身は全員に行き渡るはずです)

Christmas crackers

中にはカラフルな紙の王冠、ジョークやクイズが書かれた紙切れ、小さなおもちゃが入っています。そして、紙の王冠を頭にかぶって食事するのがならわしです。

Christmas crackers

もしかしたら日本人には抵抗あるかもですが、オーストラリアでは老若男女当たり前のように被ってますよ〜。やっぱり、これがないとオーストラリアのクリスマスは始まりません!

クリスマスクラッカーを買いに行こう

クリスマスクラッカーはスーパーマーケットやKマートなどで売られています。豪華なものが欲しければ David Jones に行くと良いですよ。今回私はシドニーシティのウールワースに行きました。

Christmas crackers

キラキラしててとってもきれいなデラックスバージョンのクリスマスクラッカーは6個入りで$15

Christmas crackers

クリスマスクラッカーの中身は箱の後ろに載っています。普通は安っぽいおもちゃが多いのですが、デラックスなだけあって実際に使えそうな物が入ってるようです。


Christmas crackers

これは12個入りで$12の普通のタイプ。

Christmas crackers

このクラッカーの中身もまあまあ良さげです。


Christmas crackers

こちらはちょっと小さいサイズなので、10個入りで$5。

Christmas crackers

クリスマスクラッカーはエンターテイメントなので、おもちゃなんてこの程度でも全然良いかもしれません。


Christmas crackers

そして、こんなかわいいクラッカーもありました。…って左のサンタクロース、でか!

Christmas crackers

これは6個入りで$12。

Christmas crackers

おもちゃは普通ですよね。でも気になるのはもうひとつのでっかい方。


Christmas crackers

大きなサンタクロースのクラッカー、他のクラッカーと比べたらいかに大きいか分かるでしょうか?これ、6人分ですって!

Christmas crackers

みんなでゲームが出来るようになっているみたいです。へー面白い〜。

うーん、どれにするか迷ってしまいますね。


Christmas crackers

ちなみに、家に大昔買った超ミニチュアのクリスマスクラッカーがありました。ペンと比較したら分かると思いますが、こっちはめちゃくちゃ小さいです。

これ、ちょっとしたクリスマスパーティがあった時に買って、2個だけ余っちゃったんですよね。

Christmas crackers

で、半端な数持ってても仕方ないので、このブログで紹介しようと、パートナーと一緒に引っ張りあって開けちゃいました。小さいですが、ちゃんと一人前に「パンッ」と音がしましたよ。

さすがに王冠はないですが、クイズもおもちゃも入ってました。

オージージョーククイズが書かれた紙切れ、こんな事↓が書かれています。(意味が分からない人用に解説も付けました)

What road do tiny biting insects travel on?
(小さな虫はどの道路を通りますか?)

答え: The flea way (Freeway).

解説を見る
これはフリーウェイ (高速道路) とフリー (ノミ) をかけたダジャレです。
Where would you find a prehistoric cow?
(先史時代の牛はどこにいますか?

答え: In a Moo-seum.

解説を見る
Moo は牛の鳴き声。ミュージックではなく、ムージアムというくだらないギャグです。

うーん、2年くらい前にオージージョークについての記事を書いたのですが、あの頃は「は?何そのオヤジギャグ…」と冷ややかな気分になっていたのに、最近はどうもクスッとなってしまうんですよね (笑)

もっとこの手のくだらないギャグを知りたい人は、別記事もどうぞ。日本人にはウケなくてもオージーはマジで笑うので、パーティが盛り上がるかも⁉︎

Christmas crackers

ところで、このクラッカーから出てきたスリッパのおもちゃ、誰かに似てる⁉︎

クリスマスクラッカーのような箱

Christmas crackers

ちなみに、クリスマスクラッカーのような箱に入ったお菓子もよく売られています。

上の写真は昔、お義母さんにもらった手作りの箱。中にはクリップなどの細かい文房具が入ってました。もちろんクラッカーのような火薬は入ってません。

こういうプレゼントもシャレてますね。

クリスマスクラッカーはいつから伝統になった?

Christmas crackers

さてこのクラッカー、いつ頃どうやって普及していったのでしょうか。

発明したのはロンドンのお菓子職人トム・スミス氏 (Tom Smith 1823–1869) で、1847年に暖炉の前に座って弾ける火を眺めていて思い付いたのがきっかけで作られたと言われています。

フランスのパリで見たボンボン (きれいな髪に包まれたシュガーアーモンド) を真似てイギリスで販売していた彼は、売上が落ちてきたので色々とアイディアを凝らしていきました。

最初はお菓子の包みに愛のメッセージの紙が入っている、ちょうど中国のフォーチュンクッキーのようなお菓子でしたが、ある日暖炉のパチパチ弾ける火を見て現在のようなクラッカーを思い付いたと言われています。

クラッカーは3人の息子たちによって更にバリエーションが増え拡大し、今ではクリスマスにはなくてはならないアイテムになりました。

ちなみに、Tom Smith社は他の会社と合併して今は残っていませんが、ロンドンの Finsbury Square には、トム・スミス一家を記念した噴水が残っているそうです。

日本でクリスマスクラッカーは買える?

さて、ここまで読んだ人の中には「日本でもクリスマスクラッカーを買いたい!」と思う人がいるかもしれません。

でも、実は日本では火薬取締法が厳しいので、クリスマスクラッカーをそのまま輸入・販売する事は出来ないんだそうです。

どうやったら、英国式クリスマスクラッカーを日本でも手に入れられるようになるだろう? 約1年以上かけて、日本の火薬を使って、日本煙火協会の安全SFマーク検査も合格した商品を作り、今年初めてご用意する事が出来ました。 初めての英語だけでなく、日本語ジョークなぞなぞ入り、安全SFマーク取得済みの「Made in Japan」日本で作られた英国式クリスマスクラッカー。

が、日本でイギリス式のクリスマスクラッカーを作っているところがあったので、サイトのリンクを貼っておきますね!

東京広尾のナショナル麻布ストアでも販売されているそうですよ。

今年は離れ離れになっている国際恋愛カップルや、オーストラリアに来たくても来れない人が大勢いますので、気分だけでも味わってみたらどうでしょう?

おわりに

クリスマスクラッカーの中身、子供騙しのようなおもちゃが入ってると知っていても、開ける時は不思議とワクワクするんですよね。

我が家はいつもレストランでクリスマスランチを予約してたので、クリスマスクラッカーはお店の人が用意してくれたのですが、今年はコロナの事もありクリスマスピクニックをする事に。

クリスマスが間近に迫って来たので、どのクリスマスクラッカーにするか迷ってないで、早く購入しないとですね。