バックパックを背負って長距離バスでオーストラリアを旅してた頃は、旅行先でも自炊が基本でした。物価が高いこの国で毎回外食をしていたら旅費がなくなってしまいますからね。
ただ、1カ所に長期滞在するなら良いのですが、1〜2泊だけの時は食材をたくさん買えませんし、ナマモノも難しいです。
そこで、旅行先でも困らない保存がきいてかさばらない食料は何があるのか、考えてみました。
また、このご時世何があるか分かりませんので、いざという時の非常食としてストックしておくにも参考になるかもしれません。
お米
やっぱり日本人ならお米が食べたくなるもの。例え宿泊先に炊飯器がなくても、鍋で簡単に炊く事が出来ます。
でも車があるならまだしも、しょっちゅう移動している人がわざわざお米を持って歩くのは重くて大変ですよね。
ひとつ$4くらい。韓国製の方が$1くらい安いです。
そんな時、もしも旅行先にアジアンショプがあるなら、レトルトのご飯を買えば便利です。日本のお米はちょっと高すぎと思う人は、韓国産のものにするとちょっと安いです。
韓国ショップで6パック$10.90!多分スペシャルプライス。
でも、もしアジアンショプがなければ、ローカルのスーパーマーケットにもレンジでチンすればOKの即席ライスが売られてます。
パックに入ったタイプとカップに入ったタイプがあり、香りのあるロング米のバスマティ米 (Basmati) やジャスミンライス (Jasmine) など種類が色々ありますが、私は Brown Rice (玄米)が好きです。
→ 料理で使い分けたいお米の種類 (サンライス) はこんなにある!
玄米はサラダにも合いますし、フライパンで炒めても香ばしくておいしいですよ。
スープ類
お米の次は、おみそ汁。最近はローカルのスーパーマーケットでも買える事が多くなりましたが、かさばらないので旅に出る前に準備してカバンに忍ばせておくと便利かもしれません。
よりコンパクトに持ち歩きたいなら、味噌と具が別々になってるタイプよりも一袋で済ませられるタイプもおすすめです。
普通のスーパーマーケットで売っている粉末スープもおすすめです。私のお気に入りはポテト&ベーコンやクリームチキン。
缶詰なら Campbell や Heinz などがおすすめ。
おかず系
ご飯のおかずには、ふりかけやお茶漬けの素を用意していても良いかもしれないですが、ちょっと寂しい時は、ツナ缶なんていかがでしょうか。色んな味があるので、気分で選ぶのも良さそうです。
ビーンズの缶詰も、そのまま食べれておいしいですよ。
ちょっと豪華に真空パックに入ったスモークサーモン (要冷蔵) もおいしいです。これとご飯とお味噌汁を用意すれば、何となく日本の朝ごはんみたいになります。他にもサーモンはサラダに入れたりパンに挟んだり、色んな食べ方が出来ますよね。
このすぐに食べれるミニサイズのチョリソも便利です。2021年にはディップやチーズが付いているおつまみタイプも出ました。
私はこのチョリソかマクドナルドのチキンナゲットをお米のおかずとしてお弁当箱に詰める事があります (笑)
麺類
インスタントラーメンも優秀な存在で、特にミーゴレンというインドネシアのインスタントヌードルはローカルのスーパーマーケットでも売っていて、おいしいのにひとつ$1以下という安さ。
6個パック入りなどをまとめて買うと更にお得です。
→ おいしくて安いインスタントヌードル『ミーゴレン』はワーホリの強い味方
出前一丁 (中国) とか辛ラーメン (韓国) が置いてあるスーパーマーケットもあります。
→ 簡単な韓国料理レシピ
あと、インスタントのパスタは容器に移してお湯を入れて茹でるかレンジでチンして出来上がるので、めちゃくちゃ手軽で便利です。
あと、これは1人分だと多過ぎるかもしれませんが、Campbell のスパゲティソースもおいしいですよ。余裕があれば、ひき肉やチーズを入れるのがおすすめです。
オーツ
オートミールの一種であるオーツは、水で煮てポーリッジにすると日本のお粥みたいでおいしいです。
塩で味付けしただけでもおいしいですが、色んな具や調味料と合うのでアレンジが効きます。チキンストックを入れたり梅干を入れたりしても良いですし、牛乳で煮たりドライフルーツやハチミツを入れて甘くする人も。
あらかじめドライフルーツが入っている小分けタイプは、更に便利です。
バランス栄養食
朝ごはんの代わりにもなるシリアルバーやビスケットなども、少し持っておくと便利です。
起きたらすぐパッパと観光に出掛けたい時やご飯を食べ損なった時の非常食に。結構お腹いっぱいになります。
ちょっと割り高にはなりますが、小分けにされたコーンフレークも持ち歩くには良いかもしれません。
飲み物
インドネシア産。20袋入りで$6 〜 $8。
普通ホテルやモーテルにはインスタントコーヒーが置いてありますし、無料コーヒーが付いているバックパッカーズホテルもありますが、マイコーヒーや紅茶があると更に安心感があります。
ローカルスーパーマーケットよりもアジアンショプの方が断然安いですが、韓国のコーヒーなら更にコンパクトでかさばりません。もしセブンイレブンが近くにあれば、$1コーヒーという手もありますけどね。
→ 日本人にも嬉しい韓国の食料品店は利用するしかない!
あとは、タブレットを水に溶かすとビタミンやエナジーを補給できるジュースになるべロッカ (Berocca) なんていうものも。個人的にはオレンジ味がいちばんおすすめです。
番外編 〜お惣菜〜
日本のようにお弁当屋さんが多くあれば良いのですが、オーストラリアではベーカリーやカフェが主流で、スーパーマーケットにもお惣菜のようなものはそんなにありません。
でも、アジア人が多い地域にはお寿司コーナーがあるかも。しかも枝豆や餃子なども売られている事があります。
チキンカツロールや玄米のお寿司なども
サーモン、結構クオリティが高いと思いますよ。ただ、セブンイレブンのお寿司はあまりおすすめしません…。
→ 食べてみよう!セブンイレブン寿司事件
おわりに
旅行は楽しいですが、食事も重要!楽しい旅になると良いですね。