日本で売り切れ続出したミロ (Milo) はオーストラリア生まれの栄養満点な麦芽飲料です!

粉末にお湯や牛乳を加えて作るミロ (Milo)という飲み物、知らない人はあまりいませんよね?

実はこのミロ、オーストラリア生まれの飲み物なので、いつかこのブログで紹介しなくては…と思ってました。

オーストラリアのミロ関連の商品は日本よりも種類が豊富だと思いますし、なんと言っても発祥国なのでお土産としてもおすすめです!

という事で、日本のブームからは遅れてしまいましたがオーストラリアで売られているミロについて詳しく紹介したいと思います。

オーストラリアに住んでいる人、将来来たいと思っている人、オーストラリアの商品に興味がある人は読んでみてください。

Eri
ちなみにオーストラリアでは “ミロ” ではなく “マイロ“ と発音するんですよ。

日本でも大流行した (らしい) ミロの効果

Milo

現在マレーシア、シンガポール、アメリカ、カナダを含む世界30か国以上で販売されているミロは、もともと世界大恐慌時に成長期の子供たちが食事だけでは不足しがちなタンパク質やミネラルなどの栄養を十分に摂取出来るようにと、オーストラリアで開発されたもの。

だからミロは栄養満点なんです。

1934年、オーストラリアのネスレで働いていたオーストラリア人工業化学者トーマス・マイン (Thomas Mayne 1901– 1995) によって考案された栄養ドリンクで、名前は紀元前6世紀頃にギリシアで伝説的な強さで知られたレスリング選手、クロトンのミロン (Milo of Croton) に由来しています。

最初はシドニーロイヤルイースターショーで販売され、その後すぐに工場で大量に生産されるようになりました。

Eri
Eri
ちなみにミロの白いロゴ、オーストラリア大陸の形からデザインしてるんですって!た、確かにそう言われれば。

Milo

2020年、日本では新型コロナウィルスの蔓延に伴い、SNS をきっかけにミロが大ブレイク。「ミロ活」という言葉も登場しました。

その人気はすごくて一時売り切れが続出し、生産が追いつかなくなって2度ほど販売停止にまでなったほどだったようです。

オーストラリアでもパニック買いでスーパーマーケットの商品棚が空になったりはしたものの、ミロが売り切れたという話は全く聞かなかったので驚きました。

ミロの栄養価がすごいらしい

日本でそこまで人気が出たのは、やはりミロに含まれているミネラルやビタミンです。

基本的なミロの主要原料は、麦芽エキス、全粉乳、ココア、砂糖などで、カルシウム、鉄分、ビタミン C、D、B2、B3、B6、B12 などのが豊富に含まれています。

コップ1杯のスキムミルク (200g) に溶かしたミロは、毎日のタンパク質摂取量の20%、カルシウム50%、鉄分34%、ビタミン32%を摂る事が出来ると謳われています。

そして、その中でも特に日本で注目を浴びたのは鉄分で、日本人女性は慢性的に鉄分が不足しがちな事から、子供だけではなく大人の需要も一気に増えて行ったようです。

Eri
Eri
私も貧血の気があるので、確かにそれを聞くと飲みたくなってしまいますね… (笑)

あと、グリセミック指数 (Glycemic Index 血糖値の上昇度合い) も40〜41と低いようですよ。

 

でも甘さが気になるなあ…という人には、低糖のミロなども売っているのでそっちを買うという選択肢もあります。

どのミロを買う⁉︎

オーストラリアで販売されているミロの粉末は4種類あります。

Milo (普通のミロ)

Milo100g / 1610kJ (400Cal)

こちらが基本的な麦芽大麦、全粉乳、ココア、砂糖が入った普通のミロです。誰もが一度は飲んだ事ありますよね⁉︎

30% Less added Sugar

Milo100g / 1460kJ (350Cal)

そして低糖タイプのミロ。主原料は普通のミロとほぼ同じですが、砂糖の代わりに天然のステビアが使用され、食感を維持するために可溶性のトウモロコシ繊維が追加されています。

Plant Based Energy

Milo100g / 1540kJ (370Cal)

こちらは植物ベースのミロ。麦芽大麦とココアはそのままですが、粉乳は入っておらず、大豆、オーツ麦、トウモロコシ繊維が入っています。これもあまり甘くなくて、どちらかと言うと低糖タイプの方が優しい味です。

XTRA

Milo100g / 1580kJ (380Cal)

エクストラは普通のミロよりも多くのタンパク質が含まれた粉乳とココアが入っているので、激しい運動後の栄養補給にも最適です。

 

※ 2018年には、Bビタミンとヨウ素が追加されたきめの細かい『B-Smart』も発売されていましたが、2021年現在は販売停止しています。
※ カロリーや材料の割合は製造している国によって若干違うようです。

 

オーストラリアで売られているミロの栄養をもっと知りたい場合は、ウェブサイトで確認してください。

サイズ

Milo

ミロのサイズは 200g、395g、700g、もっと大きいサイズと色々あります。ちなみに、700g で35杯分作れるそうで、うちはこのサイズを買う事が多いです。

Eri
Eri
我が家ではベジマイトと一緒に戸棚に常備されてます。

ミロの飲み方

ミロは、ティースプーン3杯のミロに、ホットか冷たいスキムミルク (豆乳) 200ml を加えて作るとパッケージやウェブサイトに書かれています。

ただ、ミロの粉末は冷たいミルクにミロは溶けにくいんですよね。オーストラリアの人はそれが良いという人も多いようですが、私は少量のお湯でミロの粉を溶かしてから冷たいミルクを足してます。

あと、体に良いからというよりも味が好きで飲んでるという人は、砂糖をさらに足したり、バニラアイスクリームの上にかけたりしてます。うちのパートナーはアイスクリームとミックスしてミルクシェイクを作るのが好きみたいです。

Milo

ちなみに、近所に『ママック』という有名なマレーシアンレストランがあるのですが、そこの定番ドリンクにミロがあります。これを飲むと、かなーり味が濃くて甘め。

ミロコーヒーも意外とおいしくておすすめ

あと最近知ったのですが、ミロとコーヒーを一緒に入れて飲むのも、意外と人気みたいです!

Eri
朝、コーヒー飲むかミロ飲むか迷うので混ぜてみようと思ったんですが、既にやってる人がたくさんいました。

ツイッターでつぶやいたら「私も飲んでます!」という人が結構いました。

しかも、うちのパートナーが大昔に働いてたレストランのメニューにも『マイロモカ』という名前で出していたそう。

パートナー
オレが発明したレシピは、ミロ、挽いたコーヒー、砂糖を1:1:1に、ミルクのクレマ (泡立てたミルク) を入れるんだよ。

試しにやってみた人も「おいしい!」と評判が良かったです。

あと、ミロにシナモンシュガーを足すという人がいて私も真似してみたのですが、それも良い感じでした。

ミロでご飯を炊く⁉︎

あとちょっと思い出したのですが、私がニュージーランドにワーホリをしてた昔、同じバッパーに住んでいた男の子が「語学学校の先生がミロでご飯を炊くとおいしいと言ってた」と聞いて、実際に炊いてました。

味は想像通り…。

日本人にはちょっと口に合わない人が多いのではと思われますが、これはライスプディング感覚なのかもしれませんね。

 

そして、ミロは粉末だけではなく、他にも色んなミロの関連商品が売られてるんですよ!

その他のミロ関連商品

オーストラリアで売られているミロ関連の商品は結構あり、詳しくは以下の通りです。

缶のミロ

Milo

最近ミロの缶 (240ml) をちらほら見掛けるようになりました。これだと外出先でも便利ですよね。紙パックバージョンもあります。

シリアル

Milo100g / 1610kJ (400Cal)

ミロのシリアル。全粒小麦とトウモロコシで作られていて、甘さは控えめな方だと思います。

Milo

白いシリアルも混じった『Duo Cereal』というのもあり、これはカルシウムとビタミンDが強化されているそうです。…ただ、サイズがとても大きいものしかないようで、ちょっと試すという事が出来ないのが残念。

あと、『High Protein Cereal』という高タンパク質のシリアルもあるようですが、私は売られているのを見た事ありません。

スナックバー

Milo

ミロとシリアルを合わせたスナックバー。これは忙しい朝にも便利ですし、小分けされているのでお土産にも良いのではないでしょうか。

Milo100g / 1690kJ (404Cal)

ノーマルなタイプとホワイトチョコレートがついた『Dipped Snack Bar』の2種類あります。

エナジーデイリースナック

Milo100g / 504kJ (121 Cal)

これはドロドロした乳製品のミロ。味はそのまんまミロなのですが、食感はヨーグルトかムースのような感じです。

アイスクリーム

Milo100g / 810kJ (194Cal)

オーストラリアの有名アイスクリーム会社 Peters から、ミロのアイスクリームも発売されています。

Milo100g / 820kJ (196Cal)

私は小さいカップに入った『Scoop Shake』を食べてみたのですが、ミロ味のアイスクリームに細かいチョコレートの粒がたくさん入ってました。

チョコレートバー

人に言われるまですっかり忘れてましたが、昔ミロのチョコレートバーというのも売っていました。今はオーストラリアで見掛ける事はありませんが、まだ売られている国もあるらしいです。オーストラリアもいつか復活するかも?

輸入品のミロ

Milo

アジアンショップでマレーシア産の小分けになった3 in 1 タイプを見付けました。という事は、ミロとミルクと砂糖が一緒に入っているということなのでしょうか。

こういうタイプだと旅行先でもかさばらないので、いちばん便利ですよね。(買おうと思ったら売り切れてました)

Milo

同じくアジアンショップで、この間シンガポール産のミロを発見。

探せばもっと色々あるかもしれません。

ミロの類似商品

ところで、改めてスーパーマーケットを眺めてみると、ミロに似た商品も色々ありました。

Milo100g / 1470kJ (352Cal)

ミロと同じネスレの商品で Sustagen というチョコレートドリンクは、高タンパク質、17種類のビタミンとミネラル、低いグリセミック指数 (36) だそうです。

Milo

ホームブランドや、似たような商品がちょこちょこ。気になる人は飲み比べしてみても良いかもしれませんね。

おわりに

という事で、オーストラリアのお土産に、ミロ活にいかがでしょうか。

ちなみにミロを発明したマイン氏は、93歳で亡くなるまで毎晩熱いミロを飲んでいたそうです。

日本も2021年3月から再び店頭に並び、ネット販売もされているようですね。

9月にはミロをチョコに練り込んだ「ネスレ ミロボックス」という商品も発売されたと聞いたので、日本に帰国した時にまだ売っていたら、ぜひ買ってみたいです。

世の中色々とありますが、おいしくて栄養があるミロを飲んで元気に過ごしたいものですね。